地盤改良工事の工法

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「地盤×建物」・・・最適な補強工事の工法

見えない部分の工事はお施主様にとって、不安材料の一つ。
「地盤改良工事は、実際にどんなことをして、どれくらい安全になるのか?」
「いろいろな工法があるけれど、それぞれの違いは???」
補強工事の工法は、

地盤の土質や強さ(地盤強度)、建物の構造体・重さ・強度

との関係などにより変わります。
経済的なことも含めて、状況に応じて最適な工法を選択することが、安心安全につながります。
弊社では、主に5つの工法が施工可能です。


スクリューフリクションパイル工法_SFP工法

表層改良工法

柔軟に対応可能

表層部の土とセメント系固化材をパワーショベルを使用し攪拌するため、
改良状況を目で見て確認できる。また、専用の施工機が不要のため、現場の規模に関わらず
工事を行うことが可能です。

表層改良工事-地盤改良工事

柱状改良工法

地盤の見える化

地盤内にセメント系固化材と水を練り混ぜた液体である「固化材スラリー」を注入しながら、機械で掘削攪拌し、円柱状の改良体を形成する地盤改良です。攪拌が足りないと、補強不足。しっかり攪拌すると補強はしっかりとできます。
施工機には施工管理装置を標準搭載しており、攪拌不足にならないよう管理装置を見ながら施工できるので、リアルタイムでデータを確認できます。このことで「地盤の見える化」の実現ができ、確実かつ安定した施工品質を提供することができます。

柱状改良工事-地盤改良工事

鋼管杭工法(DM工法)(CPP工法)

小規模建築物施工に最適

鋼管杭工法とは、小口径鋼管の端部にらせん型の翼部品をボルト接合したものを回転することにより地盤に到達させます。これを地盤補強材として利用する技術です。
鋼管杭工法の一つとして、DM工法があります。DM工法は、㈶日本建築総合試験所の建築技術性能証明を取得しました。この工法は、スウェーデン式サウンディング試験対象工法です。
弊社で施工可能な、もうひとつの鋼管杭工法は、ムリ、ムダ、ムラがない地盤改良工事「CPP工法」です。
CPP工法は、日本建築総合試験所で建築技術証明を取得しました。
建築技術証明を取得している上記の工法で施工された補強地盤の信頼性は、確保されているといえます。
CPP工法について詳しくは、地盤保証と完成保証の株式会社GIRをご覧ください。

鋼管杭工法-地盤改良工事

エコジオ工法(砕石地盤補強工法)

長期的に強い

従来の地盤改良工事では、様々な人工物が地中に埋め込まれました。
これらの人工物は、年月が経つにつれ劣化する可能性があります。
そのために、将来的には土地の資産価値まで左右しかねません。
エコジオは、「砕石」だけを使う地盤改良工法です。
詳しくは、エコジオ工法協会をご覧ください。

エコジオ工法-地盤改良


SFP工法(杭状地盤補強工法)

強度が安定する

従来の柱状改良工法では、工材と土を混ぜたものが地中に埋め込まれました。
混ぜ方に偏りがあると(撹拌不足)発現強度にばらつきリスクがありました。
SFP工法は、セメントミルクを打設します。現地の土と混入しないため、腐植土のある地盤でも施工可能です。
柱状改良工法と比較して、径が小さいため残土が出にくくなります。従来の工法で問題となる「残土処理」にかかる費用を削減できます。
さらに、有害物質である「六価クロム」の発生を軽減します。
詳しくは、SFP工法協会をご覧ください。